『フライの雑誌』からのお知らせ


新刊単行本[小説家の開高さん] 6.29

〈だれが読んでも面白い〉新刊をお届けします。

フライの雑誌社では単行本新刊『小説家の開高さん』を発行しました。

今年没後20年を迎える文豪・開高健氏と著者との、ひと月に渡る英国での交流を描いた表題作「小説家の開高さん」。

いま注目の蟹工船へかつて著者が実際に乗船した経験をもとにした「土方のマサ」。1970年代のヒッピー文化の熱と悩みをリアルに伝える「ヒッピーのエンディ」。

さらに、来日したジョン・レノンが日本の骨董へ耽溺する秘話を明かした、単行本書き下ろし作「骨董屋の善二さん」など、きらめくような中短篇が全十作。

さりげなく磨きあげられた日本語の妙にご注目ください。

だれが読んでも面白い本は、なかなかありません。『小説家の開高さん』は、まさに〈だれが読んでも面白いから、だれにでもすすめられる〉一冊です。2009年初夏、いままでにないあたらしいエンタテイメント文学が誕生しました。


※「小説家の開高さん」の発行を記念して、6/28(日)に池袋サンスイさんがイベントを開催してくださることになりました。   >たくさんのご来場をありがとうございました。
 



内容(一部)紹介 >オンライン受付開始 
プレスリリース『小説家の開高さん』とは何か。(pdfファイル)







バックナンバーの在庫情報を更新しました 6.14 

このたび季刊『フライの雑誌』バックナンバーの在庫を、半日かけて整理しました。その結果予想以上に、「なかったはずの本がなぜあるの」、「あるはずの本がなぜないの」など、バリエーションに富んだ最新在庫状況となりました。

復活した号
第51号 特集◎この本が面白い
第47号 特集◎1999日本のバンブーロッド27本
第41号 第三回トラウト・セミナー「日本のフィールドでのキャッチ&リリースの有効性を探る」で語られたこと/赤道直下の浅い海 根津甚八/アメリカの竹竿職人たち(4)グレン・ブラケット ほか
第32号 特集◎日本のサケ釣りを考える/シマザキ・ワールド
第28号 シマザキ・逆ループ・キャスト図説
第14号 特集◎今年初めて使ったフライ/水生昆虫アルバム14 島崎憲司郎/サクラマスの釣り場は拡がるか? 中沢孝×沢田賢一郎

6.14追記 10号台、20号台、30号台はすべて売り切れました

フライの雑誌社webショップ


『フライの雑誌』第85号発行 

渓流釣り師のあこがれは、昔から「尺」である。尺=約30.3cmのヤマメ・アマゴ、イワナ。もちろんフライフィッシングの楽しみは釣った魚の数やサイズだけではない。しかしワイルドな尺ものの強烈な引きを初めて味わい、その神々しい姿に接したフライマンは、これが同じ魚かと心臓バクバク、その場に倒れ込むのは必至だ。尺にまで育つ魚は、アタマのよさも全然違う。つまりフライに食いつかせた時の満足感が違う。あなたは尺を釣ったことがありますか。(第85号特集「尺をめぐる冒険」より)

第85号内容(一部)紹介 >85号掲載の広告一覧 >オンライン受付中

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■第85号掲載「トピックス」について 5.20

◇10年前ならいざ知らず、いまどきキャッチ・アンド・リリースの規則があるからいい釣り場だなどと言えば、思慮不足か時代錯誤とそしられる。釣りという遊びは世知辛い浮き世からはなれて、のびのびと羽を伸ばす時間を過ごせるのが、本来のいいところである。釣りに限らずなんでもルールや規則を決めたがり、そこに絡めとられるのを是とする人は、ドMか、あるいはドSではなかろうか。言葉のわるい私見ですが。

◇『フライの雑誌』第4号に「キャッチ・アンド・リリースを再考する」という特集が載った。キャッチ・アンド・リリースについて色々な立場からフライマンたちが白黒意見を述べるという牧歌的な企画だったが、とんでもなく多くの反響があった。当時の釣り雑誌がそんな非商業的なテーマをとりあげるはずもなく、ネットの影かたちもなかった時代に『フライの雑誌』の異質さが目立ったのだろう。

◇それから21年たったいま、キャッチ・アンド・リリースの規則を掲げて集客しようとしている渓流釣り場が、日本国内にはたくさんある。いいわるいは別として隔世の感とはこのことだ。当時から現在まで釣りつづけている釣り人は、ものすごくドラスティックな釣り場の変化を経験してきているのにほかならない。そのあたりの事情は『フライの雑誌』次号85号に載せた〈日本釣り場論〉の中村智幸さんの講演のなかで、くわしく分析されている。

◇さて、それとは別に、このところ北海道で釣り人を規制する条例が立てつづけに成立している。その情況を受けて『フライの雑誌』の次号第85号のトピックス欄に、私(堀内)は短い文章を書いた。ひと昔前ならこの人カゲキ派なんじゃないかと後ろ指を指される内容、かもしれない。どんな反響をいただけるのか、もしくは無視されるのか。いまの時代性とあわせ考えると今後の展開がまったく読めない。文章の最後にはこう書いた。

「これは挑発です。乞うご意見。」


■浮世絵つり百景 浮世絵に見る日本の情景 開催 4.16

金森直治氏は日本随一の釣り史研究家にして釣り文献コレクター、俳人としても著名である。毎回内外の人気を博している金森コレクション展が、今年も開かれる。釣りをテーマにした貴重な浮世絵が百点以上、さらに釣りや魚に関する作品、美術品を幅広く集め、日本釣り文化の典雅を味わう。題して「金森コレクション 浮世絵つ

り百景 浮世絵に見る日本の情景」。

東大阪市民美術センター 会期:2009年5月15日〜6月21日
海の見える杜美術館 会期:2009年7月4日〜8月16日

ぜひリンク先の東大阪市民美術センターのサイトを見ていただきたい。三代歌川広重の手による浮世絵図は、豪奢でなんとも微笑ましく、釣りを趣味にすることの幸せを感じる。

金森直治氏は連載中の中日スポーツコラムで、ありがたいことに、たびたび小社の出版物を紹介してくださっている。先月は『フライの雑誌』の最新号に言及してくださった。ひたすら頭がたれるばかりである。

 


■Web企画 連載中
マルタの雑誌 4.14  あさ川日記 
そいつは納得できん 随時更新【フライショップ店頭用ポスター/開講依頼書】 1.30

『フライの雑誌』第83号「フライファン『適正増』戦略のご提案 第2回」(40-41頁)で紹介した【フライショップ店頭用ポスター/開講依頼書】のリリースを開始しました。

ダウンロードはこちらから




■『宇奈月小学校フライ教室日記』発売中 お詫び

内容紹介 読者からの声  販売中  新イメージ広告 
各界から注目!

朝日新聞(全国版) 11.26 >月刊『Flyfisher』誌 12月号 >スポーツ報知(富山版) 11.8 >北日本新聞 11.6 >KNBラジオ 10.13 >毎日新聞(全国版/親子の読書)9.24  >月刊『Gijie』誌 11月号 9.24 >朝日新聞(富山版)8.24  >CS釣りビジョン 9.4


■北海道の釣り・野遊び道楽誌『釣道楽』(つりどうらく)、第4号発刊

『フライの雑誌』誌上の広告でもおなじみの、北海道の新雑誌『釣道楽』の第4号が発行された。この未曾有の出版大不況のさなかに、北海道ローカルの発行ながら、創刊号は都内の大型釣具店であっというまに売り切れて関係者を驚かせた奇跡の雑誌だ。 税込価格1,890円+1冊送料110円。通信販売は、(株)碧風舎(へきふうしゃ)まで冊数、ご住所とご氏名を記載してFAX.011-826-6918でご注文ください、とのこと。 発行所:〒007-0802 北海道東区東苗穂2条3丁目4-48 (株)碧風舎



■『海フライの本 はじめての海のフライフィッシング』
売り切れました。店頭在庫分のみです。総集編を『海フライの本2』に収録しています。内容紹介 

■海フライの本2 
内容紹介  取次会社のデータベース 型紙&フルカラーデータ

■フライの雑誌社新書第一弾:『イワナをもっと増やしたい!「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法』(中村智幸著)
「幻の魚」イワナを守りながら利用する方法を考えるサイエンス・エッセイ。渓流魚研究の若手ホープが、楽しく役立つ「イワナ本」をお届けします。 紀伊國屋書店BOOKwebカテゴリー別ランキングで、第1位になりました。
内容紹介 全目次 発売中

中日スポーツ 「魚眼レンズ」 2008年4月26日
月刊「Fly Fisher」誌 書評 2008年6月号 下野新聞 書評 2008年4月28日
全国内水面漁業協同組合連合会・機関誌「ぜんない」
書評 2008年4月17日

農業農村工学会誌 第76巻第3号 書評
 2008年3月13日
信濃毎日新聞書評 2008年3月4日 月刊「釣り東北」誌書評 2008年3月号 月刊「Gijie」誌書評 2008年4月号
日刊水産経済新聞 2008年1月13日 読売新聞栃木版 2008年1月14日 週刊つりニュース 2008年1月18日 


■毎日新聞「楽しむナビ」でフライフィッシングを紹介

2008年7月5日付け毎日新聞「楽しむナビ」に、『フライフィッシングに挑戦したい』というタイトルの記事が掲載された。〈虫を模したフライ(毛針)を使うフライフィッシング。餌釣り、ルアー釣りと比べて「難しい」と敬遠されがちだが、初心者でも楽しめる。〉との書き出しで、フライをタイイングして実際に魚を釣るまでを、フライ未経験の記者さんが体験する企画だ。事情により私がピンチヒッターで指南役になった。

 文章は毎日新聞のweb版でも読めるが、実際の掲載記事はカラーで、全国紙に似合わないヒゲナガの生々しいラーバとか、私が適当に巻いた本当にへたくそなCDCカディス(スレッドは赤)とかの写真も載っていて笑えるので、よかったらどうぞ。 >こちら(pdf)

 取材日には、2番から4番のタックルを4セット用意しておいた。釣りをするのは40過ぎの記者さんと8歳の娘さん。2人ともまったくの未経験者だ。そこでテイストの違うロッドを複数振ってもらった中から、自分が使いやすいと思えるタックルを、素直に選んでもらおうと考えた。

 広場で自由に振ってもらった後、2人が選んだのは、6フィート6インチの、とある国内ビルダーのバンブーロッドだった。ブランク全体がしなやかに曲がるアクションが気に入っており、私が普段から使っている一本だ。娘さんは「これ振りやすい。」とそのバンブーを握って離さず、びっくりするほど美しいループを描いていた。お父さんの方はというと実の娘さんよりぐっとレベルが落ち、ロッドをぶんぶん振って「意外とかんたんですね」とか言っていた。

 私がラインナップしておいた他のロッドは、低弾性のグラファイトで、いわゆるパリパリ系ではなく、ラインの重みを感じやすいアクションの竿ばかりだった。ロッド全体の質量はバンブーよりグラファイトの方が軽いのに、力のない8歳児はそれでもバンブーロッドを選んだ。これは発見だった。子どもに選んでもらえるフライロッドって、なんだかいいなあと思う。(堀内)

TOPICS/ARCHIVES

◆水産庁「渓流域釣り場管理マニュアル」完成

『フライの雑誌』第77号の「日本釣り場論」で紹介した<水産庁の渓流域釣り場管理マニュアル>(発行:水産庁/全国内水面漁業協同組合連合会)が、いよいよ完成した。マニュアルは三分冊になっている。「渓流魚の放流マニュアル」、「渓流漁場のゾーニング管理マニュアル」、「資料編」の三冊だ。A4版中とじの見やすい大判と分かりやすい図解、大きめの文字の採用から、渓流魚に関わるできるだけ多くの人へこの冊子を利用してもらいたいという、発行元の意気込みが伝わってくる。 リンク:トラウト・フォーラムwebサイト

漁業権者に課されている魚類の増殖の方法として、これまでは養殖魚の放流がもっとも一般的で効率的とされてきた。監督官庁も、魚の質がどうあれ、漁協がとりあえず規定量を放流しておけばよしとしてきた。そんなことを長年続けてきたため、とくに都市圏の渓流釣り場は場当たり的に魚を放すだけの「釣り堀化」が進んだ。また、天然魚が生息していた区域に養殖魚が放流され、貴重な原種がいなくなってしまった川もある。結果的に自然の川の魅力は薄れて釣り人が川から遠ざかり、漁協の経営は壊滅的に悪化しつつある。

今回の冊子で、水産庁は「放流だけが増殖ではない」と公式に明言している。魚類の増殖のための方策には、稚魚や成魚の放流以外にもたくさんある、と訴えている。「あなたの川はどんな川?」と題して、1.天然魚が生息する山奥の川 2.自然繁殖しているが釣られすぎて魚が減ってしまった川 3.生息環境が悪化して自然繁殖が望めない川 4.短期間に多くの釣り人に集まってもらって楽しんでもらう場合 5.家族連れの釣り人が多い町の近くの川 に大別し、それぞれにふさわしい増殖方法を提案している。提案している相手は、各漁協と漁協を指導する地方自治体の水産行政だ。

これまでの国の水産行政の基本姿勢は、「これはやってはいけない」だったが、この冊子では「ここまでできる」という具体的な事例を明示している。この冊子で水産庁は新しいスタンスを示したといえる。冊子の編集担当者で、中央水産研究所内水面研究部に勤務する中村智幸氏は、『フライの雑誌』第77号のインタビューで、「このマニュアルを各地の漁協さんに利用してもらうことで、5年後の日本の渓流釣り場は変わるはずです。」と語っていた。人々に愛される渓流釣り場を作ろうと思えば作れる環境が整った。各地の漁協と都道府県水産行政のやる気が問われている。

中村智幸氏の新刊『イワナをもっと増やしたい!「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法』(フライの雑誌社新書)では、渓流の最上流に生息するイワナに焦点を絞って、その生態から増殖方法、最新のゾーニング管理方法までを、面白く、分かりやすくまとめてあります。


◆水産庁リリース 遊漁の部屋 釣人専門官 外国の遊漁制度に関する調査について
◆公開座談会 in 鹿留『明日はどっちだ?』 01 02
釣り問題研究会  ◆(社)全日本釣り団体協議会トピックス  ◆『フライの雑誌』の考え方


■BOOKS

単行本『人生の「秋」の生き方』(PHP研究所)に島崎憲司郎氏登場

●『Voice』誌の2007年2月、3月号(PHP研究所)に、「人生後半、さらには人生最後の幸せとは何か」をテーマに、各界の著名人がエッセイを競作した特別企画が掲載された。寄稿者は森毅、猪瀬直樹、古井由吉、養老孟司から呉智英、日野原重明、池部良、小池百合子など総勢49名、よくもこれだけの人を集めたと驚く幅広いラインナップが注目された。このたび、内容が再編集されて単行本『人生の「秋」の生き方 「後半の幸せ」とは何か』にまとめられ、PHP研究所から発行された。

●寄稿者にはそれぞれプロフィールがついているので、各寄稿者がどのような人生を歩んで来たかが(ご本人がどのような自己認識でいるのかも含めて)よく分かる。テーマがテーマなので、作家や哲学者は当然それなりの文章を書いている。秋元康氏が書いている父との思い出が意外に(と言っては失礼だが)感動的だ。一方で立派な学歴、経歴、肩書きを披露している元官僚が、内容の全くない箸にも棒にもかからない文章を自慢げに寄せているのはまるで晒しものである。複数の書き手の作品が競作形式で一冊の本にまとまる面白さと怖さがある。個人的には、息子カツノリの性格を普通に自慢し、あの沙知代夫人との仲睦まじい様子をてらいなくのろけている、野村克也監督の天然っぷりがよかった。

●さて、じつは本書のこの豪華な寄稿者のなかに、我らが島崎憲司郎氏がその名前を連ねている。『Voice』誌掲載時も相当に異彩を放っていたが、単行本化されてみるとド本流のメジャー執筆陣の中で「フライ作家」の肩書きの異端が際立つ。エッセイのタイトルは<「珍獣」の幸せ>。自身の苛烈な半生を軽々と笑い飛ばすシマザキワールドには、そこらへんの温室育ちのお坊ちゃんが尻尾を巻いて逃げ出してしまう凄みがある。そしてうらやましいのは、自ら「人生の前半はお先真っ暗でろくなことがなかった」と語る島崎氏の現在が、キラ星のような他の執筆者陣の中でも目立って明るく、気のあった仲間に囲まれて幸せそうなことである。

●ちなみに本書に掲載されている島崎憲司郎氏のプロフィールは以下の通り。<1949年、東京生まれ。水生昆虫に対する豊富な知識と独創的なイデアで、斬新なフライフィッシングに挑戦している。また、フライフィッシング関連商品をトータルに開発する第一人者として知られる。著書に、フライフィッシングの立場で、従来とは異なる角度から水生昆虫の羽化を読み解いた『水生昆虫アルバム』(フライの雑誌社)がある。>

『人生の「秋」の生き方 「後半の幸せ」とは何か』、シマザキファンならずともおすすめです。(編集部/堀内)


■取扱いショップが増えました
上州屋滋賀栗東店/滋賀県栗東市出庭528-1/077-554-0915 取り扱い募集中

■ネット書店でフライの雑誌社のすべての出版物を購入できます
本やタウン(出荷最速) Amazon.co.jp bk1(単行本のみ)

■百匹釣り男の本
小社刊単行本「百匹釣り男の本」の版元在庫が残少となりました。管理釣り場の百匹釣りテクニックから、ニュージーランドのマス釣りまで、フライフィッシングの遊び心を詰め込んだロングセラーです。ご希望の方はお早めにどうぞ。

■新装版『水生昆虫アルバム/A FLY FISHER'S VIEW』
新広告 
内容案内・紹介資料 
特別付録「シマザキワールド11」
読者の皆様へ/島崎憲司郎


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